ただ喋るだけの日本映画があってもええやん!「セトウツミ」 | ロコモコの気まぐれAsian日記

ただ喋るだけの日本映画があってもええやん!「セトウツミ」

こちらでの更新は久しぶりですよね。

毎年この時期は死ぬような忙しさなんですが、ここ最近「民王」にドップリハマってた影響で菅田将暉君も気になるようになり、今の恐ろしい人気で生で見ることなんて不可能だろうな~と思ってたんですが奇跡的にチケットが取れまして、先週の土曜日に「セトウツミ」の舞台挨拶を見に行ってきました!


まぁ生の菅田君、池松君は当然ながらかっこよかったですよ!やはり菅田君は地元ということからか、赤のスパンコールのジャケットに下駄だったけど(笑)

2列目ど真ん中だったので思いっきりかぶりつきで見てきましたが、マドンナ役の中条あやみちゃんも超かわいくて、なかなかいいものを見させていただきました。


で、肝心の映画なんですが、これがなかなか面白くて、この感想を書きたくて久しぶりに更新してみたいと思ったくらい、見てる時も笑ったけど、後から来る面白さがある映画なんですよね~


高校生の瀬戸と内海は部活もせず、学校帰りの河のほとりで毎日放課後にしゃべるだけの青春を送る。ほぼ2人だけのほぼワンカットで収まるような画なんだけど何気なく通る人や、家族のエピソードも交えながらテンポよく進んでいきます。中学や高校の頃ってなんでこんなところで取り留めない話を何時間もしゃべってたんだろうという記憶ってみんなあるのでは。

あの何気ない時間はあの時代にしかなく、終始笑いがいっぱいある映画なんだけどなんとなくノスタルジックになるのはそういう時間を過ごしたことが

あるからかも。瀬戸と内海もこの時間は永遠には続かないとは思いながらも

やっぱり毎日同じ場所で同じような話をする。ただそれだけの高校生の

日常を切り取った映画だけど見た後にほっこりして、後を引く面白さの

ある映画です。


派手さもないし、誰も死なないし、CGもないし、予算もない(監督曰く(笑))映画だけどこういう日本映画があったかってええやん!派手さだけを追い求めるんじゃなく日常を切り取った日本映画がもう少し増えてくれたらいいですよね~


出演者、監督も続編を作りたい!と行ってたので是非とも劇場で多くの人が

見てくれて続編ができるのを期待したい!私も時間があればもう1回みたいくらい^^予告編も面白いけど特報も面白いのでぜひご覧ください♪